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「浮き足立つ」の誤用・意味・使い方を分りやすく解説

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「浮き足立つ(うきあしだつ)」の意味・誤用・使い方

 

○恐怖や不安で落ち着きを失う。逃げ腰になる

×楽しくなって落ち着きを失う。

 

 「浮き足立つ(うきあしだつ)」の本来の意味は「恐怖や不安で落ち着きを失う。逃げ腰になる」であり、この語に「楽しくなって落ち着きを失う」という意味は含まれていません。
 マイナスの感情が原因で落ち着かない場合に用いる言葉なので、プラスの感情が原因で落ち着かない場合には用いないで下さい。
 「浮き立つ(うきたつ)」が「陽気になって落ち着かなくなる」という×の意味の言葉です。「足」の字の有無で意味が全く変わってきますから、言い間違い・書き間違いには気をつけましょう。

 

 「浮き足立つ」という字面から「浮き立つ」「浮かれる」「うきうきする」などの言葉と混同されやすいため、誤用が広がったと考えられます。

 

語源・由来

 

 「浮き足(うきあし)」は、地面や海底につま先だけが付いており、かかとが上がっている状態を表す言葉です。そうした体勢は不安定なことから、「落ち着かないさま・逃げ腰になること」を意味するようになりました。
 室町時代には用例があり、「落ち着かないさま・逃げ腰になること」の意味が加わったのは江戸時代後期です。

 

 「浮き足」は、「浮き足立つ」「浮き足になる」という形で使われることが多く、単体で使用される事が殆どなくなっています。

 

「浮き足立つ」の例文

 

○数日前から人員削減の噂が流れ始めたため、同僚達は浮き足立っている

○近所で強盗事件が起きたと報道されて、現場周辺に住む住民は皆浮き足立ってしまった

×クリスマスやお正月が間近に迫り、子供達が浮き足立ってきた

×結婚式を直前に控えている友人は浮き足立っており、普段はしないミスを連発した

 

「浮き足立つ」の類義語・「楽しくなって落ち着きを失う」の言い換え表現

 

類義語

逃げ腰・浮き腰・尻込み

「楽しくなって落ち着きを失う」の言い換え表現

 

足が地に着かない・浮き立つ・浮かれる・浮つく・うきうきする・気もそぞろ

 

まとめ

 

まとめ

・「浮き足立つ(うきあしだつ)」の正しい意味は、「恐怖や不安で落ち着きを失う。逃げ腰になる」

 

・「浮き足立つ」の誤った意味は、「楽しくなって落ち着きを失う」

 

・「浮き足立つ」の類義語は、「逃げ腰」「浮き腰」「尻込み」

 

・「楽しくなって落ち着きを失う」の言い換え表現は、「足が地に着かない」「浮き立つ」「浮かれる」「浮つく」「うきうきする」「気もそぞろ」

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